社会福祉法人会計の実務 -新会計基準準拠-

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  • 社会通信教育協会認定講座

ここがポイント!

簿記の知識がない方でも基礎から学べます! 本講座は、社会福祉法人の会計担当者・管理者等の方々を対象とした通信講座です。

平成24年4月から施行された新しい「社会福祉法人会計基準」に準拠した会計処理実務の基本的な仕組みを、分かりやすく解説しています。

特養等介護保険施設等の事例を題材に、「事業区分」「拠点区分」「サービス区分」等の新しい考え方を学習できます。

■受講期間:6ヶ月(さらに6ヶ月の無料延長可)
■受講料:本体26.667円+税
■教材:
テキスト1冊/関係資料1冊/学習の手引1冊/添削問題6回
 (模範解答有)/解答用紙1冊/仕訳伝票2冊/質問用紙1枚

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テキスト目次

編著:亀岡保夫(公認会計士)

序章 これまでの計算体系とこれからの計算体系
第1節:社会福祉法人会計
第2節:社会福祉法人会計の計算体系
第3節:資金収支計算書と事業活動計算書
第1章 複式簿記の基礎と伝票作成のしくみ
第1節:複式簿記の基礎
第2節:伝票作成のしくみと小口現金取引
第3節:普通預金通帳に基づく仕訳と複合取引の伝票記入
第4節:共通経費の按分
第2章 資金収支計算と事業活動計算
第1節:資金収支計算と事業活動計算
第2節:資金収支計算の科目と会計処理
第3節:事業活動計算の目的
第4節:事業活動計算と資金収支計算の収益と収入科目の会計処理
第5節:事業活動計算のサービス活動費用と資金収支計算の事業活動支出の科目の説明と会計処理
第6節:その他の費用や支出の科目
第7節:事業活動計算のその他の科目
第3章 貸借対照表
第1節:貸借対照表の目的と構成
第2節:貸借対照表の科目と会計処理
第4章 固定資産と純資産の部の解説と会計処理
第1節:基本財産と有形固定資産の取得
第2節:減価償却
第3節:固定資産の除売却と資本的支出・収益的支出
第4節:施設建設時の会計処理
第5節:基本金の組入とその取崩
第6節:国庫補助金等特別積立金の積立てとその取崩
第5章 勘定票の記入と試算表の作成
第1節:伝票の整理
第2節:勘定票の記入
第3節:試算表の作成
第6章 決算
第1節:決算の意義
第2節:棚卸表
第3節:決算整理伝票
第4節:決算試算表
第5節:決算報告書

発刊にあたって(抜粋)

平成23年7月27日に新たな「社会福祉法人会計基準」(以下、「会計基準」という。)が制定され、平成24年4月1日(平成24年度)より施行されることになりました。

社会福祉法人の会計処理については、これまで、〔社会福祉事業により異なった会計ルール〕による財務諸表の作成が認められてきたところですが、同一法人の中で様々な会計ルールが併存することにより、事務処理が煩雑である等の問題点が指摘されていたことから、「会計基準」が定められることになったものです。

会計基準は、@社会福祉法人が行う全ての事業(社会福祉事業、公益事業、収益事業)を適用対象とし、A法人全体の財務状況を明らかにして経営分析を可能にするとともに、外部への情報公開に資するものとすることを基本的な考え方として制定され、「旧会計基準」は廃止されることになりました。


そこで、通信教育「社会福祉法人会計の実務」のテキストである「社会福祉法人会計の実務」(以下、「現行テキスト」という。)をこの度の「会計基準」の制定を踏まえて全面的に見直し、版も改めて「新訂社会福祉法人会計の実務」として〔以下の点を基本として〕発刊することといたしました。〔中略〕

(1) できるだけ多くの方に利用していただき、理解していただくために、「分かりやすさ」に重点をおきました。
(2) 「旧会計基準」から「会計基準」への主な変更点を踏まえ、「会計基準」に準拠する内容としました。
(3) 「会計基準」が対象とする全ての事業を取上げるとテキスト等が大部になり、各受講生が学習するためには、かえって煩瑣で分かりづらくなるため、「現行テキスト」で用いた事例と同様の事例を題材に、基本的な仕組みを学習いただき、担当する事業に応用していただけるよう配慮しました。
(4) 「社会福祉事業」、「公益事業」及び「収益事業」のうち、特に内容が特異な「社会福祉事業」に特化して学習いただくこととし、「公益事業」及び「収益事業」については対象から除外しました。

〔中略〕


最後になりましたが、本書並びに本通信教育講座が、社会福祉法人会計の実務に携わる方々の、「会計基準」の理解に役立ち、ひいては、社会福祉法人の発展に寄与できれば幸いです。



平成24年4月1日

公認会計士 亀岡 保夫

受講までの流れ

ステップ1:受講申込み
インターネットから簡単にお申込みができます。
ステップ2:教材お届け
申込み受付から一週間以内に教材をお届けいたします。
ステップ3:学習スタート
「学習の手引き」に従って進めてください。
ステップ4:添削指導
添削指導で実力が確実に身につきます。
ステップ1:受講修了!!
修了された方は、「修了証書」が交付され、
成績優秀者には「優秀賞」が授与されます。

通信教育の生命は"添削による個人指導"

添削指導イメージ

通信教育は、テキスト等で学ぶほかに、課題報告や質疑応答を通じて、指導の先生の行き届いた添削による個人指導が得られること、この個人指導こそが通信教育の生命なのです。

受講者の声

実際の業務に役立ち自信になりました

埼玉県 K・Mさん
・特別養護老人ホーム

新しい会計基準による会計処理に変更するためと、今まで研修等で修得したものを再確認し、レベルアップをしようと考えていました。通信案内図書で本講座を知り、早速申し込みました。仕事が忙しいうえ、子育て中のため受講期間内でのレポート提出は大変でしたが、添削の先生方のわかりやすくていねいな指導でなんとかクリアーできました。

今では初期の目的を達成でき、実際の業務にとても役に立っています。自信になりました。

上司から仕事が任されるほど身につきました

岐阜県 H・Tさん
・会計事務所勤務

現在会計ソフトの入力を担当しております。業務に必要性を感じ、また社会福祉法人の会計を実務とともに詳しく知りたいと思い、職場でパンフレットを見て受講しました。初めは、伝票の仕訳記入等に苦労しましたが仕訳に使う科目の語句の意味等が理解できるようになり、社会福祉法人の会計がよく分かるようになりました。

単に入力するだけでなく、その一つ一つを理解しながら仕事が出来ているように思います。

大変勉強になりました!

愛知県 I・Mさん
・福祉施設勤務

福祉施設に勤めて3年がたちましたが、会計業務を直接担当していないため、よく分からない部分があるため勉強することにしました。分りやすいテキストと丁寧な添削指導のおかげで、大変勉強になりました。いつか会計を担当する時のために、これからも時々、テキストと問題を見るようにしていきたいと思います。

苦労のあとの達成感!

広島県 S・Yさん
・福祉施設勤務

第1回〜第6回の添削指導問題で、社会福祉会計に関する事柄が一巡できるようになっており、内容も良い問題でした。レポートの解答は大変苦労しましたが、その分、達成感もありました。

好機に備えて!

大分県 N・Tさん
・福祉施設勤務

簿記については全く学んだことがなく、テキストが届いた時には途方にくれてしまった私でしたが、丁寧にご指導いただき、何とかついていくことができました。施設の会計担当が何をしているのか、また何をなすべきなのかが、見えるようになりました。好機に備え、さらに知識を積み重ねる努力をしていきたいと思います。先生には、心から感謝申しあげます。

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