研修講座10 ニュー・パブリック・マネジメントの理論と実践

研修のねらい・目標

本講座では、非営利組織である自治体業務の効率化と成果の最大化を可能にする民間企業の手法(TQM)を学んでいただきます。自治体の現場での経験を織り交ぜ、具体的な事例を掲げながらわかりやすく解説する講座です。
①先例主義に陥ることなく、地域住民の最大幸福の達成を可能にする手法を開示します。
②その手法とは、自治体が抱える「問題点と課題」を可視化し、具体的な改善策の実施により「正解」を探る「QCストーリ展開」といわれるもので、その基礎基本をマスターしていただきます。

半日(3h)コース 講義3h

目標 自治体業務の効率化・高効果化を実現するため民間の経営手法(TQM)を紹介し実践するための基礎を学ぶ。
講義概要 ①TQM(Total Quality Management:総合的効率経営)の生まれた背景とその内容の紹介
②TQMが何故自治体に必要なのか、行政上どう関わるのかを学ぶ
③TQMがソーシャルマネージメントの実践にどの様に適用しどう有効なのかを学ぶ

1日(6h)コース 講義3h+WS3h

目標 自治体業務の効率化・高効果化を実現するため民間の経営手法(TQM)の詳細な内容を学び実践する体制を構築する。自治体の抱える問題やリスクの抽出や政策・施策の立案、実務のあり方についてソーシャルビジネス、ニューパブリクマネージメントそしてソーシャルマネージメントの視点で実践知を学習する
講義概要 ①TQM(Total Quality Management:総合的効率経営)の生まれた背景とその内容の紹介
②TQMが何故自治体に必要なのか、行政上どう関わるのか、課題は何かを学ぶ
③地域社会が抱える課題やリスクを問題の発生状況や本質を的確に捉える目的で民間企業の経営手法TQMの手法である「QCストーリー展開」を理解しソーシャルマーケティングの実践知を学ぶ
④ソーシャルマーケティングの結果から改善方策として業務の効率化・最大化を目的とする民間企業の経営手法TQMの手法である「SWOT」の考え方を理解しニューパブリックマネージメントの実践知を学ぶ
⑤上記の項目1~4を学習しソーシャルマネージメントの視点で自治体や地域社会が抱える問題解決(政策・施策の立案方法)の実践知を学習する

講師プロフィール

渡部 昌宏

慶応義塾大学大学院卒業>工学修士

(株)コマツ・ (株)ビーイングホールディングス 元社長室長
自治体においては、主として財政再建改革プロジェクトに参画。また企業においては、構造改革や事業改善など多くのコンサルティング業務に携わってきた。現在は、クラウンアーツビジネススクール・経営学講師、 経営コンサルタント。

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