研修講座7
まちづくりの実践を通じて学ぶソーシャルマネジメントのスキル
研修のねらい・目標
◉なぜ今、「ソーシャルマネジメント」が行政に求められているか、その時代背景を理解します。
◉まちづくりの具体的事例を通じて、地域の課題解決にあたって、どのような隘路がどの段階で待ち受けているのか、それを乗り越えるためには何が必要かを学び、職員のスキルアップを目指します。
半日(3h)コース 講義3h
講義名まちづくりにおけるソーシャルマネジメント
目標 | これからのまちづくりには、ソーシャルマネジメントの実践が強く求められていることを理解して頂き、そのために必要なスキルを具体的事例を通じて身につけます。 |
講義概要 | 1.ソーシャルマネジメントが行政に求められている時代背景を理解します。例えば職員が漠然と別物と考えている「NPOとの協働」「指定管理者制度」「地域通貨」などは、底流で繋がっていることを認識します。 2.まちづくりの具体的事例を通じて、事前に隘路を想定し、その対策を検討することで、ソーシャルマネジメントの思考・実践手法を学びます。 3.行政職員が地域に入り、地元や民間の方と地域課題の解決に取り組む際の心構えや具体的スキルを総体的に理解します。 |
講義手法 | 講師から事例を提供し講義を行いますが、ポイント毎に職員に質問と対話を行いながら参加者の思考を深める方式とします。 |
講師プロフィール
渡辺 滋
1977年 東京大学工学部都市工学科卒、同年東京都入庁。
入庁後、「多摩モノレール」「つくばエクスプレス」等の新線計画及び幹線道路の都市計画等の都市基盤整備、多摩ニュータウン事業等の大規模開発、地区計画や市街地再開発事業等の地域整備など、まちづくり全般に係わる。国や基礎的自治体等への出向、地元でのまちづくりNPO活動等を通じてソーシャルマネジメントの重要性を認識し、行政実務に取り込む努力をしてきた。
現役職員に、自分の体験から得た教訓やノウハウを伝えたいと考えている。