研修講座1 地域マネジメント能力の育成

研修のねらい・目標

◉地域が抱える課題を理解し、その解決のための地域マネジメント能力と手法を習得することを目標とします。
◉これからの自治体職員に求められる能力=企画力、実践力、協働・コーディネート力、プロデュース力、地域経営能力などの向上を目指します。

半日(3h)コース 講義3h

講義名 行政に生かすソーシャル・マネジメント入門

目標 地域の課題とその解決のためのソーシャル・マネジメントについて理解することを目標とします。
講義概要 ①人口構造の変化、厳しい財政状況、分権型社会への流れなどから自治体・地域が今置かれている現状について理解します。
②地域の課題解決のためにこれまでの行政手法とは異なる創造的経営について理解します。
③新しい「公」の現状とこれからの課題について理解します。
講義手法 ・対話式講義
取り上げる具体的事例 ・鶴ヶ島市の住民・企業を巻き込んだ地域福祉計画策定と実践
など
主な対象 ・概ね入庁後5年から10年程度の中堅職員など
自治体における活用策(例) 地域にあるリソースやパワーを活かしたソーシャル・マネジメントの基本の紹介です。
したがって、福祉、環境、産業振興、生涯学習、地域活性化など、様々な事業に活用していただけます。

1日(6h)コース 講義3h+WS3h

講義1 行政に生かすソーシャル・マネジメント入門

目標 地域の課題とその解決のためのソーシャル・マネジメントについて理解することを目標とします。
講義概要 ①人口構造の変化、厳しい財政状況、分権型社会への流れなどから自治体・地域が今置かれている現状について理解します。
②地域の課題解決のためにこれまでの行政手法とは異なる創造的経営について理解します。
③新しい「公」の現状とこれからの課題について理解します。
講義手法 ・対話式講義
取り上げる具体的事例 ・鶴ヶ島市の住民・企業を巻き込んだ地域福祉計画策定と実践
など

講義2 ワークショップ 連携・協働による課題解決手法の習得

目標 課題抽出から政策形成・提案までをソーシャルマネジメントの視点で進めることのできる能力の習得を目標とします。
あわせて、様々な「知」の収斂手法を習得することを目標とします。
講義概要 グループ分けをして、地域の課題を自ら発見し、様々な立場から議論を深め、実際に政策立案、政策提言を発表してもらいます。
その過程で、ソーシャルマネジメントについての実践的理解を深めます。
様々な討議手法(WS手法)の習得もできるようにします。
講義手法 ワールドカフェ、未来会議、PPCOなど、様々な討議手法を活用したワークショップ形式で行います。
取り上げる具体的事例 事例は各グループが自ら探しますが、誘導事例としては以下のような事例も用意します。
・中高層住宅に住む高齢者のゴミ出し
・災害に強いまちづくり
・移動困難者への支援
・災害時帰宅困難者への対応
・空き店舗対策
・耕作放棄地の活用
など
主な対象 ・概ね入庁後8年から20年程度の職員
自治体における活用策(例) 地域にあるリソースやパワーを活かしたソーシャル・マネジメントの基本理解と様々な主体との連携・協働のための意識共有のワークショップです。
福祉、環境、産業振興、生涯学習、地域活性化など、様々な事業の連携・協働について活用していただけます。

講師プロフィール

勝浦伸幸

城西大学経済学部客員教授


32年間の地方公務員在職中、高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画、障害者計画、次世代育成支援行動計画、地域福祉計画など、福祉のまちづくりに関する政策の立案・展開を市民とともに取り組み、多様な主体の協働・連携による「新しい公共」のプラットフォーム構築の必要性を痛感。埼玉県内初となる寄附によるまちづくり条例をはじめ、市民協働推進条例等の策定、テレワーク実証実験、地域ICT利活用による地域協働ポータルサイト構築などに携わり、地域イノベーションの推進に取り組んできた。2011年3月早期退職後は、新たな公共の担い手として期待されるNPOや社会起業家を支援しつつ、域学連携による公共人材育成に取組んでいる。

ページ上部へ戻る