研修講座5福祉に生かすソーシャル・マネジメント

研修のねらい・目標

社会福祉的領域における社会課題を理解、把握し、課題解決に向けて行政と市民、企業等の協働を推進するためのマネジメントを考えます。

社会福祉法に基づく制度の概略を学びながら、市民組織(NPO、NGO等)や企業が取り組むインフォーマルな公共的サービスの実態や可能性について研究し、これからの地域経営に必要な考え方やノウハウを身につけます。

半日(3h)コース

講義3h

講義名 ソーシャル・マネジメントと日本の社会福祉制度

目標

日本の市民生活支援(社会福祉に関する法律や制度)の概略について理解することを目標とします。

講義概要

1.公的支援を必要とする市民のカテゴリーやそれぞれの支援根拠となる制度の概略を理解します。

2.社会変化による制度の限界と課題を考え、今後の方向性について理解します。

3.高齢者や障がい者などの要支援者の状況や、犯罪被害者や引きこもり、子育て支援など新しい支援課題について理解します。

1日(6h)コース

講義3h+WS3h

講義1 市民活動とは何か

目標

自立した市民による地域づくりのために必要なものは何か。ボランティア活動の意味を理解することを目標とします。

講義概要

1.人はなぜ、無償の活動へ参加するのか?ボランティアの原則的考え方を理解します。

2.法律改正が行われた特定非営利活動促進法(NPO法)を正しく理解し、市民組織の持つ役割や可能性を学びます。

3.市民活動(ボランティア)コーディネーションの基本を理解します。

講義2 ワークショップ 公共サービス協働シミュレーション

目標

新たな公共サービスの担い手を発掘し、効率的で質の高いサービスをマネジメントするための考え方を理解することを目標とします。

講義概要

1.いくつかの行政課題を想定し、行政事務事業を民間へ事業移譲する場合の手法をシミュレーションして、協働の実現性を探ります。

2.事業委託と協働契約の違いを考え、プロポーザル形式の協働推進のための制度設計などへ役立つ仕組みづくりを理解します。

講師プロフィール

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枝見太朗

財団法人 富士福祉事業団 理事長

1983年インド・ボンベイ(ムンバイ)でマザー・テレサと出会い、師事する。マザー・テレサの亡くなる1997年まで日本におけるスポークスマン、ボランティアコーディネーターの役割を果たした。

富士福祉事業団は1947年戦争引揚者援護を目的として民間有志により設立。1960年から日本で最初に公益法人としてボランティア活動の推進に取り組み、ボランティアセンターの運営、ボランティア学習の場の提供、啓蒙普及誌月刊「ボランティア」の発行、厚生行政への提言などを行っている。